「競合が激化する今、コストダウンや性能ニーズを満たす製品を生み出すのは、私たちメーカーの使命。TCMのACROBAも、これまでにない発想の特徴を打ち出したフォークリフトだと思いました。真横に走る、その場で旋回といった機能は画期的ですね。当社の場合、工場が広いので、それほど小回り性を要求してはいないのですが、シートが回る機能は、オペレーターの疲労軽減につながると思い、導入することにしました。それに、コンクリート製品メーカーも広い敷地を保有して商売する時代じゃなくなるかもしれない。いずれは、保管場所や通路のスペースに制限がある環境で仕事をする時代が来ると思い、使ってみる価値があると思いました」
ACROBAが使われているのは、マンホールの加工を担当するユニホール班。保管場所からのマンホールの移動や、トラックへの積み込みに活躍している。
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「屋外は砕石路面なので、これまでのフォークリフトはダブルタイヤで安全性を確保していましたが、ACROBAは2×2HSTでシングルタイヤでも空転の心配がないのもいいですね」と中嶋課長。
ユニホール班でACROBAのオペレーターを務める川崎副班長は、「その場で旋回する機能が便利。方向転換が楽になりました」との感想。
さらに、湯原工場長は「ACROBAは既存のフォークリフトにはない、はっきりした特徴をもつ説得力のある新製品。導入によって現場に刺激を与え、社員たちを活気づけることにつながるという思いもありました」と、意外なもう一つの動機も教えてくださった。
同社の企業理念は、「最大の企業足らずとも最良の企業たるを期す」。製品開発にかける強い意気込みと 実績を誇る同社が、ACROBAの開発姿勢を少しでも認めてくださったのであれば、これほど光栄なことはない。 |